感慨深い…
久しぶりすぎる、にゃんです。
今回は、部活動に対する自分の思いを徒然なるままに書こうと思います。
三年生が、もうそろそろ引退…。
赴任と同時に運動部の主顧問になったのだが、この部活は当時めちゃくちゃに荒れていて、部員もやる気のない状態だった。
初めて「目が死んでいる」生徒を見た。
(よくそこまで元顧問は放っておいたな…と思ったが笑)
困難な恋こそ熱く燃える。のと同じで、廃部寸前な部活の建て直しに、三年前の私は全力を注ぐことを決めた。
と言っても、全く競技経験のない部活動だったので、それはもう大変苦労した。
どうやったら生徒からの信頼を得られ、認めてもらえるか、話を聞いてもらえるか、考えた。
顧問として、どうやったらこの部活に必要とされるか、毎日毎日考えた。
努力が実ったのか、いまは部員も増え、よく頑張る部活動になった。
「ヤバイ部活だね」から「みんな仲良くて、楽しそうでいい部活だね」に、周りの先生からの評価も変わった。
ものすごく苦労した分、いまのチームにものすごく愛着がある。
特に、私が赴任してきたのと同時に入学してきた生徒が、いまの三年生。
彼らとともに、部活を作っていった。
彼らのおかげでいまの部活があると言っても過言ではない。
彼らが「強くなりたい」「本気でやりたい」って言って頑張ってくれたからだ。
今時の高校生が、こんなに熱く「自分らが部活を変える」って言うもんなんだなぁ、と感動したのを覚えている。
それを聞いてから、もう一年以上が経ったのか…。
非常に感慨深い。泣けてくる。
三年生が引退するのが寂しすぎる。
部員はみんな可愛くて大好き。心から大好き。
だけど、やっぱり三年生には特別に思い入れがあるんだよなぁ。
本当に、今から泣きそうなんだけど…。笑
しかし、教員たる者、生徒の成長の足かせとなることは許されない。
部活を引退し、新たな気持ちで進路に向けて頑張らせる。
引退という旅立ちを、決して引き止めてはならない。
それを名残惜しく思うのは、生徒だけでいい。
教員は、新たな門出だと言って、背中を押してやって羽ばたかせなければならない。
卒業式か!ってくらい大袈裟かもしれないけども笑、私はそれくらい三年生に思い入れがある。もう、愛しかない。笑
さらに、いまの三年生はみんな部活のために学校来ていたからね。部活をしに登校する。
部活大好きだからねぇ。みんなも寂しいはずだ。
そんな彼らだからこそ、学校生活のメインだったものがなくなったときにどう思うだろうかを想像してしまい、卒業ばりに大きく考えちゃうんだよね(部活ばかりしてないで勉強しろって感じだけど笑)。
こんな調子じゃ、私は卒業式のときどうなってしまうのだろう?笑
部活の生徒じゃなくてもいまの三年生は可愛いのに。
卒業式は生徒以上に泣きじゃくるかも。笑
全然先生っぽくな…笑
そんな部活三年生の引退式はどうやろうか、考え中です。
いや〜、本当に、彼ら…愛おしすぎる!!!
もう一年、彼らの成長を見られたらなぁ〜。
教員ってこんなもんか。
この立場が寂しい悲しい何たらかんたら言ってたら、ダメだね。失格。
親になったら、このような気持ちを子に対して多々感じるものなんだろうか…。
という、いますでに泣きそうなにゃんでした。
本当は、本当に涙もろいんです…。